「留学で学べることは数え切れない」
大学生の留学といえば、提携校への交換留学、語学を中心に勉強する語学留学が一般的です。
その中でもグローバル社会で必要とさせる「語学力」を身に付けたいという学生はとても多いでしょう。英語や中国語の需要は年々高まっています。
交換留学生として留学先で専攻科目を学んだり、語学を中心に勉強したり、その国の文化や習慣を肌で体験できるのは留学の醍醐味です。あらゆる国や宗教の人たちと日々切磋琢磨しながら勉強することは想像以上に価値のあることなのです。
「継続学習が重要」
どの留学スタイルでも学んだことは、いずれ忘れてしまうのが人間です。貴重な経験をずっと自分のものにするには、留学後の継続学習が何よりも大切なのです。たいていの学生は、帰国=留学終了と思っていますが、留学の意味を最大限に引き延ばすのは「その後」です。
特に、英語などの語学は話す機会が減ると極端に忘れてしまいます。留学中は毎日英語で会話をして、英語で物事を考える思考になっていても、日本に帰国すると話す機会はほぼなくなりますよね。せっかく覚えた表現や単語などを忘れてしまうのと同時に、機会の減少によって「英語脳から日本語脳」に変わってしまうのが話せなくなる大きな原因なのです。
そのためにも、日常的に国際交流や新聞や・テレビなど英語に触れるのがとても重要なのです。大学には必ず外国人の先生がいると思うので、時間があるときに「英語を話す機会がないので、話し相手になってくれませんか?」と研究室に行ってみるのもいいですね。学習意欲の高い生徒を嫌いな教育者はいません。
大学に外国人の先生がいない場合でも、最近ではインターネットで世界中の人と簡単に繋がりを持てるので、ぜひ活用してみてください。
また、留学中はできるだけ多くの写真を撮るようにしてください。というのも、貴重な時間は今後のモチベーションになるからです。たとえ、大学生活で勉強意欲が下がってしまっても、留学中のことを思い返すだけで自然とやる気が出ています。頭の中にあるメモリーでもいいですが、写真は見返すだけでその時の感覚や感情がフラッシュバックしやすいのでオススメです。
「貴重な経験は一生もの」
あなたが留学を決めた時から留学は始まっています。留学で学んだ貴重なことは、あなたによって一生の財産となります。
誰でも簡単に留学できるわけではありません。今後の大学生活や就職後など、留学で経験した貴重な時間は必ず役に立つことでしょう。留学で何を学ぶにしても、日本では絶対にできない経験です。そのためにも、留学後にしっかり学び続けることで本物の財産となります。
「まとめ」
留学できる人は限られており、たとえ同じ専攻科目を勉強するにしても現地で学ぶのは国内では経験できない貴重な時間です。その時間を一生価値のあるものにするには、帰国後の継続学習が重要なのです。