「コーヒーのプロ」になりたいのならコーヒーマイスターという資格がオススメです。
世の中にはたくさんの資格があり、コーヒーに関する資格もたくさんあります。
その中でも、今回は日本で初めての認定資格であるコーヒーマイスターについて紹介します。
コーヒーマイスターとは
コーヒーマイスターは、コーヒーに関する知識や技術を身につけることを目的にした資格で、現在では日本全国で4,000人以上が資格を取得しています。
コーヒーマイスターの具体的な内容は、コーヒーの歴史、コーヒーの生豆について、コーヒー豆の取引の仕組みや生産国などについてです。
資格を取得するには、日本スペシャルティコーヒー協会が主催するコーヒーマイスター養成講座と実技講習を修了して認定試験に合格する必要があり、送られてきたテキストをしっかり勉強すればそこまで難しい試験ではありません。
実技講習では、コーヒーのカッピングなどを行い認定試験では100点満点中60点以上取れば合格できます。
ちなみに、芸能人にもコーヒー好きな人は数多くおり、このコーヒーマイスターの資格を取得している人も結構います。
養成講座の主な内容
コーヒーマイスターの養成講座を申し込むと専用テキストが送られてくるので、それを勉強します。
主な内容は、コーヒーマイスターやSCAJ、日本のコーヒー団体、スペシャルティコーヒーの定義、SCAJカッピングフォーム、コーヒーとカフェの歴史、日本のコーヒーについて、コーヒーの産地地域、生豆の見分け方、栽培と生産過程、取引のしくみ、主要なコーヒー生産国情報、抽出技術と食器の知識などです。
しっかり勉強して東京や大阪、福岡で開催される実技講習に臨みます。この実技講習では主にコーヒーの抽出をしたりカッピングを行います。
試験の内容
養成講座と実技講習が終われば、認定試験を受験します。
この試験では、実技はなく筆記のみです。筆記の内容は、コーヒー生豆、歴史、産業、経済、産地、抽出技術、科学でテキストに沿って出題されます。
問題は記述なのでしっかり理解しておく必要があります。
合格は60%以上なのでしっかり準備しておかないと合格できませんが、3ヶ月程度で合格が目指せるのでコーヒー好きにはオススメの資格です。
コーヒーマイスターより上の資格「アドバンスド・コーヒーマイスター」
コーヒーマイスターよりワンランク上の資格として「アドバンスド・コーヒーマイスター」があり、合格者は日本にたったの数百人ほどです。
コーヒーマイスターよりも難易度は上がりますが、挑戦してみるのもいいと思います。
アドバンスド・コーヒーマイスターの認定基準として、コーヒーマイスターの資格を取得していることと規定の講習、実習を行い試験に合格することです。
資格を取得するとコーヒーマイスターでもバッジがもらえますが、アドバンスド・コーヒーマイスターではプラス金色のかっこいいバッジがもらえます。
全国にまだそんなに人数は多くないので、普段見かけることは少ないかもしれませんが、カフェなどに行く際は注意して見てみてください。
ちなみにですが、よくカフェなどで「バリスタ」という言葉を言いますが、バリスタという資格は特にありません。
バリスタになるには、コーヒーに関する知識を身につけてカフェなどで働いて経験を積み自分でバリスタと名乗るケースが多いです。
将来バリスタになりたい人も、コーヒーに関する知識は身につけておかないといけないので、このコーヒーマイスターの資格を検討してみてはいかがですか。
さらに上を目指したいのなら、アドバンスド・コーヒーマイスターを目標にしましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は、コーヒーのプロ「コーヒーマイスター」についてでした。
コーヒー業界で最も有名な資格の1つなので、興味のある人は資格の取得を検討してみてください。