大学3年、4年生の学生ならすでに成人式に行っていると思いますが、1年生などはこれからだと思います。
大学生にとって成人式は参加するだけじゃなく、サポートもできます。
それが、成人式でのボランティア活動です。今回は、そんな成人式のボランティア活動いついて書きます。
興味のある人は、ぜひ後輩や先輩のためにサポートの役に回るのもいいかもしれません。
何かと問題のある成人式
毎年、成人式の時期になるとテレビニュースなどで「荒れた成人式」などが放送されます。
日本全国の多くの場所で ‘’荒れた’’ わけではありませんが、どうしても目立ってしまいます。
そのため、世間一般的には成人式=問題が起こるというイメージを持っている人もおり、新成人の晴れの舞台なのにややネガティブな印象を抱えている人もいるのが現状です。
ここ最近は、昔のように成人式で喧嘩や乱闘などはあまりないかもしれませんが、それでも地域によっては毎年荒れる場所もあります。
荒れている成人はごくわずかで、その多くの人は真面目に成人式に参加しています。
このように荒れる成人は警察沙汰になるのでボランティアの皆さんの役割ではないかもしれませんが、成人式ボランティアは例えば会場内の誘導役などです。
成人式ボランティアの活動内容とは
上記で述べた、会場内の誘導役や館内整理、舞台袖のサポートなど地域によってボランティア内容は異なりますが、基本的には成人式を支える裏方の仕事が多いです。
会場の清掃やパンフレット配布などもあり、中学生や高校生以上の人が対象など若い人でもボランティアに参加できるところが多いです。
中学生や高校生は今後自分が参加する成人式のサポートができ、成人式がどのようなものなのか事前に会場で体験できるのはいい機会だと思います。
ボランティアに応募したら、成人式が行われる前に事前説明会がありそれに参加します。
その地域の市役所などで行われることが多いです。
成人式のボランティア活動の詳細については、各地の市役所のホームページなどで確認できるので興味のある人はこまめにチェックしておいてください。
一般的には成人式の始まる数ヶ月前、11月や12月くらいに募集要項が発表されると思うので、秋以降にチェックしたいです。
また、申し込みの締め切りもあるので、間に合わなかったということのないようにしてください。
市町村によっては、当日に昼食が支給されるところや2日間両方とも参加できることが条件など各応募条件があるので合わせて確認しておきましょう。
あとは、参加すれば記念品などがもらえる場合もあるので、いい思い出になります。
LGBT成人式など多様化する現代の成人式
成人式と言えば、20歳を迎える新成人のための行事ですが、最近では様々な成人式が開催されています。
その1つとして、セクシュアルマイノリティ(性的少数派)の一つである「LGBT成人式」があります。
LGBTは、L:レズビアン、G:ゲイ、B:バイセクシャル、T:トランスジェンダーの総称で人口の約5%いるとされています。
人口の5%なので日本の総人口のうち約635万人を占めています。
LGBT成人式を開催するのは早稲田大学公認の学生団体「Re:Bit」(りびっと)で、「互いの違いを受け入れあえる社会」を次世代に創設することを目指し、様々な活動を行なっている団体です。
2012年に第一回目が開催され、当時は約400人の参加者が集まりました。記念撮影や式典、交流会などが行われ、参加者は楽しい時間を過ごしました。
成人式も時代の流れに合わせて多様化する現代、私たちもいろいろなことへの理解が求められます。
みんなが心地よい社会を実現できるように、お互いの理解が大切なのです。
まとめ
いかがでしたか?今回は、成人式のボランティア活動についてでした。
大学生の皆さんは参加できるので、ぜひ検討してみてください。
ボランティア活動は、今後生きていく上で非常にいい経験になると思います。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。