DocomoやSoftBankなど、私たちがよくお世話になる携帯ショップ。
将来、携帯ショップで働きたいという人のために、今回は携帯ショップで働くための資格と方法について紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
携帯ショップ店員の業務内容
誰でも1度は訪れたことがある「携帯ショップ」。
スマートフォンのプランや不具合、使い方などを丁寧に教えてくれる携帯ショップ店員ですが、その業務内容は多岐に渡ります。
基本的に携帯電話に関するありとあらゆる相談に応じるのが携帯ショップ店員の仕事です。
各種契約、携帯電話本体の不具合、使い方、タブレットやルーターなどの販売などです。
また、各キャリアはより多くの顧客を獲得しようと競争が激しいので、契約者数を伸ばすために積極的に営業を行わなければいけません。
機械に詳しいだけじゃなく、コミュニケーション能力も高く求められます。
携帯ショップ店員になるには資格は必要ない
携帯ショップ店員になるには、基本的に資格や学歴は必要ありません。
多くの求人では「高卒以上」や「未経験者歓迎」になっており、3ヶ月程度の研修を受けて実力をつけていきます。
どれだけ契約者数を獲得できるかなど業務成績によって給与面での差がつきやすいのも携帯ショップの特徴で、実力社会の職場と言えます。
そのため、未経験者歓迎と言っていても即戦力になる人は有利なので、アルバイトなどで接客経験があって営業にも自信がある人などは優遇されるかもしれません。
いずれにしても、機械とコミュニケーション能力が高い人に向いている職業です。
携帯ショップ店員の収入は、ピンキリです。
正社員の平均年収は300万円程とされていますが、これもショップの場所や地域によって異なります。
例えば、渋谷など一等地にあるショップと下町や地方にあるショップでは年収が異なります。
会社員のようにボーナスはなく、あったとしても売り上げに対するインセンティブのような形で支払われます。
勤務時間は2~3交代制のシフト勤務で、土日祝日は基本的に出勤です。
ただ、週休2日は取れるので休みはちゃんとあります。
その他、有給休暇、産休、育休、介護休暇も取りやすい業種とされています。
資格があればさらに給与アップ
携帯ショップで働くには基本的に資格は必要ありませんが、給与アップを目指すなら資格を取得しておいた方がいいでしょう。
各キャリアでは独自の「資格認定制度」を用意しており、販売員として一定のレベルをクリアすると資格が与えられます。その際、資格手当も出ます。
例えば、旧モバイル実務検定の「MCPCスマートフォン・モバイル実務検定」があり、特定の通信事業者、メーカーに依存することなく携帯電話などのWebデザイン、コンテンツ作成知識、関連製品などのの知識を認定する資格です。
合格率は非公開なので難易度については詳しくわかりませんが、そこまで難しくないとされています。
携帯ショップで働きたい人はぜひ資格取得を目指しましょう。キャリアアップ+給与アップにつながります。
試験の出題範囲は、以下の通りです。
・スマートフォン等のモバイル端末の市場に関する知識
・商品/サービス等の知識
・コンテンツとアプリケーションに関する知識
・モバイル関連技術・サービスの将来
・消費者保護に関する知識
・有害情報対策、紛失/盗難時のセキュリティなど)
・個人情報保護に関する知識
・関係法令及びガイドラインに関する知識
まとめ
いかがでしたか?今回は、携帯ショップで働くための資格と方法についてでした。
業務自体は多く複雑ですが、とてもやりがいのある仕事だと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。