資格には、みんなが知っているようなメジャーなものからユニークなものまでいろいろあります。
今回紹介するのは、少しユニークな ‘’水’’ に関するもので、聞いたことがない資格もあるかもしれません。
ぜひ、参考にしてください。
“水” に関する資格その1:アクアソムリエ
おそらく初めて聞く人が多いであろう「アクアソムリエ」という資格。
これは、私たちの体に欠かせない「水」に関する深い知識を持つ資格で、ウォーターサーバー、浄水器、飲料水メーカーなどの企業での活躍が期待されます。
また、飲食店やセミナー講師などとしても活躍する人が多いです。
「アクアソムリエ」とは、一般社団法人アクアミネラーレ協会によって与えられる民間資格の総称で、イタリア発祥の民間資格としても知られています。
水に関する専門的な知識と経験を有することを認められた資格で、資格を取得するには一般社団法人アクアミネラーレ協会の主催するアクアアドバイザー又はアクアマエストロのコースを受講し、その後の認定試験に合格する必要があります。
「アクアアドバイザー」は、ミネラルウォーターの基本知識から専門知識まで習得した人のことで、「アクアマエストロ」は、ミネラルウォーターのプロとして専門知識を持ち、水を通じて積極的に社会に関わっていくための実践力を身につけた人のことです。
このアクアマエストロは、アクアアドバイザーの上位資格なのでまずはアクアアドバイザーの勉強から始めましょう。
コース詳細・難易度
アクアアドバイザーのコースでは、全6コマあり講義5コマに試験1回です。基礎から専門知識まで学び、水のテイスティングを中心に勉強します。
この資格の難易度は、合格率が非公開になっているので詳しいことはわかりません。ただ、指定回数の講義を受けて試験に合格するとアクアアドバイザーの資格を取得できるので、興味のある人はぜひ取得を目指してください。
アクアマエストロ・アクアソムリエ試験に合格すると、アクアミネラーレ協会からアクアマエストロとして資格が授与されます。
“水” に関する資格その2:計量士
水に関する資格は数多くあり、騒音や振動、有害物質などの測定を行う「計量士 」という資格があります。
これは国家資格で、工場などに設置されている計量器の検査などを行います。企業間での商取引では、正確な計量が必須なので計量士の役割は重要です。
計量士の仕事は大きく3つあります。
環境調査を専門に行う「環境計量士」は、濃度関係と騒音・振動関係の2つがあり、工場から排出される排水や煤煙、有害物質などを測定します。
騒音と振動を専門に測定する「環境計量士」もおり、あとは「一般計量士」と言って工場や百貨店などにある「温度計」や「体積計」、「質量計」などの管理を行います。
業務内容が専門的で難しいですが、これも「水」に関わる資格と言えるでしょう。計量士の資格を持っていると就職時や転職時に非常に有利になります。
最近、環境問題への関心もどんどん深まっており、将来のために資格取得を検討してみてはいかがですか。
この資格は決して簡単ではないですが、頑張る価値はあります。
まとめ
いかがでしたか?今回は、「水」に関する資格についてでした。
水のプロとして活躍する「アクアソムリエ」、そして環境問題に携わる「計量士」など、水に関わる仕事や資格は数多くあります。
特に、最近では国内外問わず環境問題に積極的に取り組むところが多く、大学や専門学校でも環境問題を扱う場所・機会がとても増えています。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。