早くも2年後に迫った東京オリンピック。今、大学生である皆さんの世代は、東京オリンピックに関わる仕事に就く人もいるかもしれません。
今回は、そんな東京オリンピックに向けて取得しておきたい資格についてご紹介します。接客から通訳まで、幅広い分野の資格を取って、東京オリンピックを一緒に盛り上げていきましょう。
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2年後に迫ったオリンピックだからこそ、大学生の存在が大きい
今、大学3年生や4年生の学生は、2020年に開催される東京オリンピックの時期に、ちょうど就職することになると思います。
日本全体が一丸となって盛り上がるオリンピックですが、大学生という若い世代の協力も東京オリンピックを成功させるために欠かせません。
また、あらゆる資格の取得に向けて、普段から勉強に取り組んでいる学生も多いと思いますが、資格の取得に時間が取れる大学生だからこそ、これから役に立つ資格を取っておきたいものです。
東京オリンピックは、日本で開催されるオリンピックとして、冬季の長野オリンピックが行われた1998年から22年ぶりの開催となり、アジアで行われた夏季オリンピックとしては、2008年に北京オリンピックが開催されてから実に12年ぶり。
世界中が盛り上がる世界一の祭典が、東京で行われるというのは日本人として非常に誇らしいことです。
実際、大学生の70パーセント以上が今回の東京オリンピックに非常に興味を示しており、その注目度の高さがわかります。
その理由として、経済効果が期待できたり、スポーツの活性化につながるなどが挙げられています。
そんな、日本の発展のためにも、大学生の皆さんの力が必要になります。
東京オリンピックに役に立つ資格その1:通訳
多くの外国人がやって来るオリンピックでは、外国語のスキルは必須です。その中でも、通訳の資格は多くの訪日外国人が必要とする資格なので、一番最初にオススメしたい資格。
実は、通訳を行う上で必ず必要となるような国家資格はなく、誰でもなることができます。
ただ、通訳者として高度な語学力や通訳スキルがないと、仕事が成り立たないのが現状なので、大学生の早い時期から英語など外国語をしっかりと学んでおく必要がありますね。
そのために、「TOEIC」や「英検」など、英語の能力を証明する資格に向けて、日頃から勉強しましょう。また、通訳者になるには、ただ語学力があればいいということではなく、通訳者を育てるような専門学校に通うと尚更いいかもしれません。
誰でも通訳者として名乗れますが、実は資格を必要とするものもあります。それが、「通訳案内士」というもので、主に外国語で観光案内をする通訳のことです。
外国人観光客について外国語で観光案内をする通訳で、国家資格となります。
試験は、筆記試験と口述試験の2つあり、筆記試験では英語や中国語など外国語の知識だけじゃなく、日本の地理や歴史、文化に関する問題も出題されます。
口述試験では、外国語で観光案内する際に求められるようなコミュニケーション能力を判定します。
筆記試験では、TOEI何以上や英検何級など、ある規定の語学力があれば免除されることがあるので、語学の勉強は大切です。
東京オリンピックに役に立つ資格その2:接客サービスマナー検定
続いて、多くの外国人が利用するであろうレストランやカフェなどの接客業に関する資格について。
接客サービスマナー検定は、NPO法人日本サービスマナー協会が主催する検定資格で、(3級、2級、準1級、1級)と4つのレベルに分かれており、敬語、ビジネスマナー、英語での接客など、接客における能力が求められます。
ちなみに、2級以上は、ホテルや航空機添乗員などで働けるレベルとなっています。
東京オリンピックに役に立つ資格その3:レストランサービス技能検定
最後に紹介するのも接客に関する資格で、ホテルやレストランなど食事や飲料に関する国家資格です。
例えば、料理に関する「公衆衛生」、「安全管理」などのテーブルマナー、など多くの外国人が利用するであろうホテルなどで必要とされる人気の資格です。
3級、2級、1級と3レベルに分かれており、級によって受験資格が異なるので、事前にしっかりと確認しておきたいです。
高い接客能力とある一定の実務経験を証明する飲食サービスのプロフェッショナルな資格なので、将来ホテルやレストランなどに就職を希望する学生も、要チェックです。
まとめ
あと2年で開催される東京オリンピックに向けて、通訳や接客など優秀な人材が求められています。
ぜひ、この記事を参考に、東京オリンピックの成功に向けて資格の取得に励みましょう。