マラソンやヨガなど、最近日本でもフィットネス文化が浸透しています。
高齢化社会の現在では、健康、長寿、社会保障制度の削減のためにも運動が欠かせなくなっており、最近よく街中でフィットネスを楽しむ人を見かけます。
皆さんの中にも、将来フィットネスジムなどの施設で働いてみたいという人もいるかもしれません。
高まるフィットネス文化
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従来からスポーツを楽しむ人はいますが、最近さらにフィットネス文化が根付いている気がします。
というのも、1961年にスポーツ振興法が制定されてから、国は様々な施策を展開しており、かつて20%台だったスポーツ実施率は50%近くにまで上昇しています。
このスポーツ振興法は、国民にスポーツを広く普及させることを目的とした法律で、非強制性,教育目的性,非営利性の3点が運用の目的です。
最近、アメリカなどの最新フィットネス情報が有名セレブのSNSなどから広まっており、日本でも多くの人がスポーツを楽しんでいます。
身近なもので言うと、ヨガ。日本には日本ヨガ総合普及協会があり、幼児から高齢者まで幅広い年代の人に人気のスポーツです。
将来、フィットネスジムで働いてみたいという人のために、オススメの資格を3つ紹介します。
フィットネスジムで働くための資格その1:パーソナルトレーナー
フィットネスジムで働く際、真っ先に思い浮かぶであろう「パーソナルトレーナー」。
パーソナルトレーナーには特別な国家資格はありませんが、業務を行う上で幅広い知識が求められます。
国内外に数多くの資格が存在し、ここではその中でも有名な2つを紹介します。
・NESTA-PFT
アメリカや日本、世界20カ国で資格保有者が活躍する国際的なパーソナルトレーナーの資格です。
認知度が高い資格なので、トレーナー経験がない人などにとって最も挑戦しやすい資格かもしれません。
・JATI-ATI
日本の協会による資格で、NESTA-PFTなどと比べると少し受験条件が多いです。
・講習会への参加が必須
・学歴が高卒、業界経験が3年以下の者は取得できない
などの条件があるので、少しハードルが高いかもしれません。
フィットネスジムで働くための資格その2:水泳インストラクター
パーソナルトレーナーと同じスポーツインストラクターの一つである「水泳インストラクター」。
フィットネスジムによってはスイミングプールを併設しているところもあり、需要は高いです。
また、単に泳ぐだけじゃなくアクアサイズ(水中で行うエアロビクス)などもあり今注目されている分野です。
水泳インストラクターには、絶対に資格が必要ということではなく資格がなくても指導することができます。
ただ、就職の際、資格がある方が当然有利になるので資格の取得を目指しましょう。
水泳インストラクターを目指すのなら「基礎水泳指導員」がオススメ。
東京水泳協会の資格だと、受験資格は満18際、100メートル個人メドレーの泳力を持つ人が対象。
12日間の講習を受け、学科と実習、実技が行われます。
ちなみに参加費は2万円です。
その他に、日本スイミング協会が実施する「水泳教師資格」というのもあります。
スポーツジムやスイミングスクールなどで水泳指導に役に立つ資格で、専門的な水泳指導を行う「水泳教師」と専門的な指導+スポーツ施設のコンサルタントの仕事をする「水泳上級教師」の2種類あります。
水泳教師は、満20歳以上が対象で、受講料は17万円ほど。水泳上級教師は、満22歳以上で、こちらも受講料は17満円ほどです。
フィットネスジムで働くための資格その3:受付スタッフ
フィットネスジムでは、受付スタッフも大切な仕事です。
特に資格が必要ありませんが、接客業なので人と接するのが苦手な人はあまり向いていないかもしれません。
スポーツが好きでフィットネスジムで働いてみたいという人に最適な仕事だと思います。