駅で働くための資格や方法

投稿日:2018年12月7日 更新日:

男子学生を中心に電車が好きな人はいると思います。

そんな電車好きな人が憧れる職場として、「駅」があります。

今回は、駅で働くための資格と方法についてご紹介します。

駅員になるには資格は必要なのか

駅で働く=駅員とイメージする人が多いかもしれません。

駅員には、駅の改札業務の担当、混雑時のホームでの乗客の安全確認、駅構内の様々な仕事などやる仕事の種類はとても多いです。

普段から駅で見る駅員さんに憧れを抱く学生もおり、将来電車に携わる業務に就きたいと考えている人も多いでしょう。

まず、この駅員になるには特別な資格は必要ありません。

駅員になるには、高校や大学・短大、または専門学校を卒業して就職することができます。

企業によっては、正社員として募集をかけているところから契約社員やアルバイトとして募集をしているところがあります。

特別な資格が必要ないので、駅員になりたい人は誰でもなれる可能性があるのです。

これは、電車好きの人によってはかなり朗報ではないでしょう。

新卒採用を行なっている企業では、大学卒業時のタイミングでしかチャンスがないので募集要項などをしっかり確認しておきましょう。

駅員の仕事内容

駅員の仕事内容は多岐に渡ります。

先ほど述べたように、改札業務からホームでの安全確認などがあり、勤務時間は一般的に会社員と同じで朝から夜までの日勤と朝9時から翌朝9時までの一昼夜交代勤務があります。

では、駅員以外に駅で働く方法はあるのでしょうか。

車掌や運転士になるには

車掌や運転士は駅員ではなく、乗務員に分類されます。

また、車掌と運転士は役割が異なり、車掌は扉の開閉、乗客の案内、改札、設備の監視、列車の出発合図などを行います。

よく電車に乗る際、電車から出発合図を出している人がいますが、それが車掌です。

車掌は、列車の運行の責任を負っており、列車の最後部に乗っています。また、1列車に1 車掌とは限りません。

それに対して、運転士は列車の最前部に乗り列車を操縦する人です。

車掌になるのは特別な資格は必要ありません。そのため、契約社員から正社員になった後、駅員として経験を積んで車掌の登用試験に合格することでなられます。

それに対して、運転士になるには国家資格「動力車操縦者運転免許」が必要です。

運転士になるのは、まず車掌として経験を積み運転士に必要な知識な技術を身につけ試験を受けます。

そのため、入社してからいきなり運転士になるということはありません。運転士になると、憧れの列車を運転できるので電車ファンには最高のポジションでしょう。

駅員や運転士の収入は?

鉄道会社によってどのくらいの収入かは異なりますが、契約社員でだいたい時給で1,000~1,200円、月給で20万円前後のところが多いようです。

正社員だと年収300~400万くらいで、月収25~33万円くらいでしょう。

車掌の平均年収は580万円程度。鉄道会社によって差はあり、都内と地方でも収入に差があります。

運転士だと、都内の大手鉄道会社で年収600万円程度、地方だと400万円程度とされています。

より高度な運転技術を要する新幹線の運転士だと、さらに給料が上がります。

残業手当や休日勤務手当などがしっかり支給されるので、比較的安定している仕事と言えるでしょう。

鉄道会社は、クラブ活動や保育所など待遇・福利厚生にも力を入れているところが多く、会社の社宅を利用すればかなりの節約になります。

変則な勤務時間を除けば、給与も待遇面もとても安定しているので、いい仕事だと思います。

では、今回は駅で働くための資格と方法についてでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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