社会福祉士が求められる現代、合格するコツとは?

投稿日:2018年6月9日 更新日:

 皆さんも、聞いたことがある「社会福祉士」という仕事は、今後迎える超高齢化社会を考慮しても、その重要性は日々高まっています。

最近では、DVや児童虐待などが多く発生しており、多岐にわたる社会問題を解決するためにこの社会福祉士の力が求められているのです。

今回は、そんな社会福祉士の現状と将来性、そして試験に合格するためのちょっとしたコツについてご紹介します。

社会福祉士の役割とは?

自治体や病院など、社会福祉士が活躍する場所は様々です。

そんな、将来的に求められる仕事だからこそ、専門学校や大学などの福祉学部で勉強する学生が増えており、仕事を選ばなければ就職に困ることは少ないでしょう。

日々、拡大する社会福祉士の役割に伴って、福祉の分野では法改正がよく行われています。そのため、常に最新で正確な情報や知識を身につけておく必要があり、社会福祉士の資格を取ったからと勉強をストップしていいわけではありません。

社会福祉士は国家資格

福祉業務全般を任される社会福祉士は、「ソーシャルワーカー」とも呼ばれ、厚生労働省管轄の国家資格です。

また、有資格者でなければ社会福祉士と名乗ることはできないので、「名称独占資格」でもあります。

勤務先や職種によって、資格手当がついていることもあるので、仕事を探す際はぜひ覚えておきましょう。

そして、社会福祉士になるには、福祉系大学やその他一般大学などで実務経験を積んだ後、養成講座を受講することで得られたりなどの受験資格が必要で、それを得て初めて試験に臨めるのです。

社会福祉士の試験に合格すると、受験登録を行い、取得後は更新はありません。

社会福祉士の難易度

社会福祉士は、国家試験でありながら、試験の3~4ヶ月前から対策をして合格したという人もたまにいます。

社会福祉士の全体の合格率は、約25~30パーセントといったところで、男女の比率にすると、女性の方が合格率が高い傾向にあります。

最近になって、試験の難易度は徐々に上がっているようなので、合格率は下がり気味ですが、他の難関国家資格と比べると、そこまで難しくないというが一般的な意見です。

社会福祉士の勉強法

ここでは、基本的な勉強方法についてご紹介します。

勉強法その1:計画を立てる

社会福祉士の試験は、1年に1回と少ないので、計画性を持って試験に臨みたいです。

例えば、試験の1年前から勉強を開始した場合、試験日から逆算して1日にどのくらい勉強しなければいけないのか、など勉強を始める前に、まず計画を明確に立てることから始めます。

勉強法その2:過去問を解く

社会福祉士の資格に合格した人の中には、対策として過去問をとにかく解いたという人が多く、その中には、1ヶ月前くらいから勉強を始めて合格したというツワモノもいます。

過去問を解くといっても、ただがむしゃらにやるのではなく、段階的に内容を理解していかなければいけません。

例えば、最初の1回目は、とりあえず問題を解いてみる、そしてその問題の重要なポイントを見付け出し、内容を理解する。

最後に、ポイントの中でもより重要な箇所には、線を引いたりして丸暗記するくらいの気持ちで、他の人に説明できるくらいの理解力を身につけます。

勉強法その3:不得意分野に焦点を当てる

社会福祉士の国家資格は、出題科目が多いのが特徴です。

出題範囲、全て勉強するのは理想ですが、さらに効率性を求めるのなら、自分の不得意科目に焦点を当てて勉強するといいでしょう。

過去問などを解いていく際に、自分が得意とする分野と不得意とする分野が徐々にわかってくると思うので、これをリスト化したりと計画的に対策します。

社会福祉士の ‘’多様性’’ が求められる

頻繁に法律が改正されていますが、介護保険の制度が始まってから約10年が経過しました。

今後、社会福祉士は、仕事の内容が増え、彼らを必要とする人々もいろいろな方面から出てくることが予想されます。

どんなシチュエーションにも対応できるように、今後、社会福祉士には柔軟性や多様性というのがキーワードになりそうです。

-人気の資格
-,

Copyright© 大学生の評判上位の塾・人気の資格サイト , 2024 All Rights Reserved.