本が好き!図書館で働くための資格

投稿日:2018年8月24日 更新日:

読書が好きな人など、図書館で働きたいという人は多いです。

大学の図書館にせよ、街の図書館にせよ、図書館で働くにはどのような資格が必要なのでしょうか。

今回は、図書館で働くための資格についてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

図書館で働きたい人へ

図書館で働くには、無資格でもパートなどのスタッフになれますが、主に司書(図書館司書)という資格が必要です。

司書は、図書館での図書の保存や整理、閲覧の事務などを行います。

一点注意したいのが、司書は資格名ではなく図書館で働く職員全般を「司書」と呼ぶことです。

また、「図書館で働きたい」と言っても、図書館の規模によってその役割や求められる知識や技能が異なるのも覚えておきたいです。

例えば、図書館としての基本的な能力は同じですが、「大学図書館」、「学校図書館」、「国立国会図書館」、「専門図書館」では役割や目的に応じて別途知識などが求められることがあります。

また、どのような組織によって運営されているかによっても採用方法などが異なることもあります。

いずれにしても、どの図書館でも求められるのは基本的に「司書」という資格だということを覚えておいてください。

次に、司書について詳しく解説します。

資格その1:司書

司書の資格を取得するには、①大学や短大で司書養成科目の単位を取得する、②大学、短大、高等専門学校卒業後に司書講習を受ける、③高校卒業後に司書補講習を受けて「司書補」になり3年以上の実務経験を積むの3つの条件があります。

皆さんは、大学で司書の資格を取得できると思うので一度大学に問い合わせてみてください。

司書の資格を取得したからと100%仕事が見つかるわけではありませんが、図書館で働きたい人にとっては欠かせない資格です。

本に詳しいということだけじゃなく、何か自分だけのプラスアルファを身につけておくのもいいでしょう。

大学で司書講習を受けていれば卒業と同時に資格は取得できますが、レポート提出など結構難易度が高いと言われています。

資格その2:無資格

冒頭でも少し述べましたが、司書の資格がなくても図書館で働くことは可能です。

司書資格を頑張ったけれどどうしても取れなかったなど、司書資格を持っていない人でも諦めるのはまだまだ早いです。

よくある業務としては、図書館内でのパソコンサポートや事務、整理業務などです。図書館によって業務内容は異なるので、各図書館の募集ページを参照にしてください。

まず、図書館で働いてみて将来のキャリアップにつなげましょう。

資格があるとそれだけで仕事の幅が広がるので、大学生というアドバンテージを生かしてぜひこの機会に取得しておきたいものです。

また、たとえ図書館での仕事が見つかっても資格があるのとないのでは給与にも影響してくるので、当然ながら資格があるに越したことはありません。

図書館司書にはイベントの裏方作業も?

実は、図書館司書には本の整理や閲覧業務の他に子供が多い図書館などでは絵本の読み聞かせなどの仕事もあるようです。

イベントの企画や書籍ジャンルを整理してタイムリーな特集を企画したりと、私たちはがイメージする司書の仕事だけじゃなく様々な仕事があるのも知っておきたいポイントです。

子供が好きな人には最高の仕事環境になるでしょう。ただ黙々と作業するだけじゃなく企画などの能力も求められるので、大学生の間に企画力も身につけておきたいものです。

まとめ

いかがでしたか?今回は、図書館で働くための資格「司書」についてでした。

将来司書を目指している人は、まずは大学で司書課程を受講すること、そして裏方の仕事も理解して必要な能力の取得に励みます。

では、この記事が皆さまの役に立てば嬉しいです。

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