日本代表の躍進が目立った2018年ロシアW杯。4年に一度の祭典に世界中が盛り上がりました。
そこで、今回はサッカーに携わる資格についてです。日本代表監督など将来の日本サッカーの成長に携わってみませんか。
ぜひ、参考にしてください。
Contents
サッカーに関わる仕事とは?
「サッカー」と聞くと、Jリーグなどプロサッカー選手をイメージする人は多いかもしれません。
プロサッカー選手もサッカーに携わる仕事ですが、ここではその他についてです。
サッカーに携わる資格その1:指導者
いわゆるサッカーチームのコーチのことで、ニーズに合わせて豊富な指導者ライセンスがあります。
日本サッカー協会(JFA)には、全部で8種類の指導者ライセンスがあり、下は公認キッズリーダーから上はJリーグの監督ができるものまであります。
JFAなので日本サッカー公認の指導者資格です。
公認キッズリーダー:10歳以下の子ども
公認C級・公認D級コーチ:小学生
公認B級コーチ:全国レベルのユースや高校生年代
公認A級コーチ:JFL、なでしこリーグ、Jリーグトップのコーチ
公認S級コーチ:Jリーグの監督
その他に育成年代のスペシャリストとして
公認A級コーチU-12:小学生年代の最上位ライセンス
公認A級コーチU-15:中学生年代の最上級ライセンス
子どもにサッカーの楽しさを伝えたいなら公認キッズリーダー
S級など級が上がるにつれて難易度が上がるので、もしサッカーに興味があり子どもたちに教えたいという人はキッズリーダーから目指してみます。
キッズリーダーは1日で取得できます。実技1.5時間に講義1.5時間というコンパクトなカリキュラムなので、初めて資格を取得する人にいいスタートになると思います。
受験資格は、受講年度の4月1日において満16歳以上であること、そして地域でスポーツ活動を実施している指導者及び今後指導者になろうとする人です。
C級コーチとD級コーチ
ここでは、C級コーチとD級コーチを一緒に並べていますが、具体的にはスケジュールが異なります。
C級コーチでは朝から夕方まで7日間あるのに対し、D級コーチは2日間のみです。
C級コーチの方がカリキュラムが濃く、より実践的な内容を学びます。始めてサッカー指導者の資格を取得する人は、まず「指導者」に慣れるためにもD級コーチから始めてみるといいでしょう。
ちなみに、どちらとも受験資格は18歳以上ですが、C級コーチでは受講資格として男子は現役プロ選手、女子は現役選手であることが条件なのでまずはサッカー選手を目指します。
さらにハイレベルな環境で指導したいならA級コーチ
全国レベルの18歳以上の選手に対して指導するA級コーチ。なでしこリーグの監督やJリーグのコーチなどになれるのでかなりハイレベル。
そのため、キッズリーダーやC級・D級コーチと比べて受講費用も16万円以上とかなり高額です。
受験資格は、B級コーチを有し、B級コーチ養成講習会受講後1年以上の指導者経験など実際の指導者としての経験が問われます。
カリキュラムも前期の専門科目6日間、中期の専門科目・共通科目6日間、そして後期の専門科目6日間とかなり密が濃いです。
専門科目では、受講者2人1組になり設定されたテーマに沿ってトレーニング内容を考え、実際に指導を行います。
S級コーチでJリーグを指揮しよう
将来、Jリーグのチームを指導してみたい人は最高レベルのS級ライセンスを目指します。
S級コーチを取得していると日本代表監督にもなれるので、将来日本を率いてW杯で優勝したいという大きな野望を持っている人にオススメです。
S級ライセンスには、ただ単に指導するだけじゃなく高度な問題発見能力や解決能力も求められます。1年以上の指導者経験と、S級コーチ養成講習会トライヤルに参加していることなどが条件。
カリキュラムには、2週間以上の海外プログラムも含まれており、世界のサッカー事情を学びます。
サッカーに携わる資格その2:データ分析のスペシャリスト「データアナリスト」
指導者の他に、シュート数やパス数、ボール支配率などあらゆるデータを集めチームの勝利に貢献する「データアナリスト」の存在も大きいです。
データ分析に必要なのは、サッカーへの理解度とデータや数字を読み取る能力で、ただ単にパス本数など数字を見るのではなく、様々な角度から分析します。
普段から、データ分析が好きという人にこのデータ分析は天職かもしれません。
データアナリストになるには、講習会などに参加してデータ分析の様々な知識を学びます。
具体的には、
・情報を集めるの能力
・情報を分析する能力
・分析した結果を形にする能力
・情報を理解させる能力
など
まとめ
今回は、サッカーに携わる資格についてでした。
日本サッカーを強くするために、あなたの力が必要かもしれません。